オタクの目安箱

私の毎日はラブコメに変わったんだ〜!!

これからの話をしようか

川島如恵留よりできている人間はいないと思う。

 

なんて言えばいいかわからないし、私はまだ出会った人間が少ないからできている人間の基準なんてわからないけど、わからないなりにできている人というのはこういう人のことを言うのだろうと思った。

 

私と、私の周りと、私の好きなものだけでできている私の世界の中での話だからあまり気にはしないで欲しい。

 

あの日、如恵留くんは涙を流した。

 

私はそれを、みんなで集まって東京ドーム公演の配信を見ていたカラオケの一室で目の当たりにした。

 

抜くなよ。

 

そんなとこ抜くなよ。

 

お金払って自担の泣き顔なんか見たくないんだ、嬉し涙じゃないことなんて見ればわかるよ。

 

それが正直な感想だった。

 

ハイビとなにわにブログが開設されることが発表された。ストトラのインスタが開設されることが発表された。いろんなグループがツアーをやることが発表された。虎者のMVをみんなで見た。スノストのデビューが発表された。

 

そこからだった。

 

正直泣いてて画面は見てなかった。

 

友達に肩を叩かれた。何かと思った。

 

「あこちゃん、如恵留くんが泣いてるよ」

 

信じられなかった。

 

如恵留〜…と震えたトラジャ担の友達の声がいくつも聞こえた。顔を上げるのが怖かった。

 

いろんな嫌な予感がした。体は熱いのに真ん中の方だけが冷たく感じた。

 

恐る恐る顔を上げたら如恵留くんは泣いていた。

しめちゃんに肩を優しく叩かれていた。まるで如恵留くんが泣いてるよ、と言われた時の私のようだった。

 

そこから私は堰を切ったように泣いていたと思う。なぜ泣いていたかはわからない。覚えてない、思い出したくもない。

 

ただその時は、「もう嫌だ」といいながら泣いていたのは覚えている。

 

ステージ上で泣いた姿を最後に、私の好きだったあの男はどこかへ言ってしまったからだ。フラッシュバックでもしたんだろう。もう嫌だったんだろうな、自担が舞台で泣く、っていうのがそういうことに直結してしまう脳になってしまったのかなぁ。ショックだったよね、あの日も。怖かったよね。

 

でもそのあとなにわはダイヤモンドスマイルを歌ったし、トラジャは夢ハリを歌った。ちゃかちゃんは、憧れの東京ドーム、と歌った。

 

如恵留くんは歌うま選抜に選ばれていた。私は泣いた。如恵留くんの声を聞いても顔を見ても回ってるのを見ても泣いた。でも隠したコルトを取り出したところは正直言ってめちゃくちゃに沸いた。

 

さて、あの日の話はこれくらいにして、これからの話をしようか。

 

しばらくして、如恵留くんの涙は悔し涙だってことが本人の口から聞けた。(というかレポで読んだ) 次は嬉し涙ね、と言ってくれた。

 

サマパラの売り上げが虎者のグッズに影響すると言われた。数字の大切さを一番知ってるグループと言われた。うちわなくなっちゃうよ〜と言われた。

 

明らかに目指す場所がはっきりした。

 

ゴールがあった。いや、デビューはゴールなんかじゃない。ただのデビューなんかで満足しまう私たちじゃないぞ。

 

でも、はっきりした。

 

今日ののえまるでもっとはっきりした。

 

如恵留くんは幸せだと言った。如恵留くんは自分が非力だと言った。恩返しが足りなかったと言った。スノストとの差があるのは気づいてたと言った。それは私たちだってそうだった。

 

私たちはトラジャのファンでいられて幸せだ。でもいつだって非力だと思ってる。素敵なパフォーマンスを見せてくれるトラジャに何ができるだろうどんな恩返しができるだろうでもまだまだ足りないなあ、そんなふうに毎日思ってる。スノストと露出の差を比べてしまっては見ないふりをした。だから虎者が死ぬほど嬉しかった。

 

これじゃないか。

 

そうだよ、私たちにはTravisJapanがいて、TravisJapanには私たちがいる、これがスノストに無くてTravisJapanにあることじゃないか。

 

如恵留くんの丁寧な言葉遣いのブログが、一行だけ別の人が書いたように荒々しくなった。

 

いくしかねぇんだよ、と

 

舞台といえば川島如恵留と言っていた時も、デビューにはこだわらないと言っていた時も、もしかしたらずっと見なかったふりをしてきたのかもしれないね。

 

もう見ないふりをするのはやめた、目指すところを決めた人の口調だった。7人と私たちの他の誰のことも寄せ付けずに進むことを決めた人の口調だった。

 

 

 

私は如恵留くんよりできている人はいないと思うと話した。

 

正直私が如恵留担になった時、如恵留くんを好きになろうとした。きっかけは完全にあの男だった。もう嫌な思いはしたくない、けどトラジャは降りたくない、じゃあ一番大丈夫そうな如恵留さんにしよう。そんな側から見れば最悪な入り口だったと思う。

 

その頃から如恵留くんの印象は完璧超人、だった。完璧超人だもんスキャンダルなんか出さないでしょ、真面目だもん退所なんかしないでしょ〜〜!くらいのネガティブなテンションで如恵留担を始めた。けれども今となっては大大大好きな人、私がいまもトラジャ担をやり続けられてる1番の理由、いわば命の恩人です。

 

それでも完璧超人・如恵留のイメージは捨てきれずにいて、そんな如恵留くんの涙を目の当たりにしてしまった時、どうしたらいいかわからなくて泣くことしかできなかった。如恵留くんも泣くんだ、当たり前だよ人間なんだから泣くよ。

 

あくびするくらいで涙が出るような生物なんだから、ね。

 

如恵留くんも泣くんだ、と思った時、その涙が悔し涙だと知った時、それが自分に対する涙だと知った時、それぞれのタイミングで、如恵留担でよかったと思わされた。

 

自分より他人、きっとそんなスタンスで生きてきたんであろう如恵留くんが、今回のブログですら最初に読み手の心配をしてくれた如恵留くんが、自分の気持ちだけを軸に動いたことが嬉しかった。大好きだよ如恵留くん。

 

ああまた戻っちゃった。うまく話ができないなあ。

 

 

 

 

 

じゃあまた今度こそ、これからの話をしよう。

目指す場所が決まったら、突っ走る他ないんだもんね!如恵留くん、愛してるよ!!!